天使の梯子(グリーフケアの部屋) Blog
2019/12/11 21:24
今日は、緩和医療概論を静岡県立総合病院の岸本先生の講義を受けました
この先生は、お医者様なのに、事例研究に勝るものはないと言われて、患者さんとのやりとりなどをナラティブ(その人の物語)で書いておられるそうです
医者や家族が何がなんでも治療して治したいというのは、本当は違うかもしれないと言う事例も聴きました
私だったらこうだけど、違う考え方もあるんだ、みんな違ってみんないいですね
その人の物語が、ぶちって切れてしまってストーリーが語れなくなることがあります
それは、私にとっては大きな深い悲しみがあった時。娘が亡くなった時です
もうどうでもいいやーって、物語が止まってしまうほど、悲しみの方が大きくなってしまう時です
娘より大切なものは無いから
その他にも、あるかもしれません
そうそう急に歩き方を忘れてしまって歩けなくなった時にもそうでした
そして、この物語が自分とは違う人と交差して影響する時もあります
本当のその人に寄り添えた時です
それは、その人のストーリーなんだけど、私のストーリーでもある
でも、その時にその人のことがもっと分かり合えるようになる
それは、お父さんだったり、お母さんだったり、お兄ちゃんだったり、お姉ちゃんだったり、
私にとっては、大切な娘です
これは、生きていなくても成立する
私はそう思う
その人が新たなナラティブストーリー(自分の物語、人生のお話)を紡ぐまで、揺れ動きそこから脱出するまでは、大変な作業になります。
そうやって、人は人生を紡ぎ直すからです。私は大変辛い思いをしたので、そのお手伝いができれば嬉しいです。
ここには、私がグリーフケア、スピリチュアルケアを大切にしたい思いを綴っています
最後まで読んでくださってありがとうございます
惑星ぴーにょんの
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